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子供とパソコン
>>基礎情報学

基礎情報学のレポートや試験の参考になりそうなサイトをご紹介します。

随時、更新していきますが、自分でも調べる努力をしましょうね。
いいサイトがあったら教えてください。

イラスト

★コンピュータと幼稚園・保育園を取り巻く状況
★川崎ふたば幼稚園
 コンピュータを保育へ導入している幼稚園。
 資料のページに、たくさんの論文もあります。
★のぞみ幼稚園
 特に、コンピュータと幼児教育に関してはこちら
★トンデモインターネット博物館
★コンピュータはどのような道具か(PDF)
 閲覧するためには、アクロバットリーダーが必要です。
★インターネット活用教育実践コンクール
★川崎保育のつどい
 直接的に試験・レポートに関係はありませんが、
 いろいろ参考になるサイトです。
★KISキッズ・インフォメーション・サービス
 熊本の幼稚園 HPリンク集
アナログとディジタルについて述べよ
(P14〜15 P27〜29)
 本来、ディジタルとは数えることができるという意味で、連続していない離散的量である。
それに対してアナログは途切れのない連続した変化を表し、連続量とも呼ばれている。
 現在一般的に使われているコンピュータは、「ある」か「ない」か、つまり電源のON、OFFでディジタル情報を扱っている道具だといえる。情報がどのような種類のものであっても、それをディジタルにすることさえできれば、コンピュータはそれを扱うことができる。
 しかし、私たちが生活の中で扱っている多くの情報はアナログ情報である。そのため、コンピュータはこれらのアナログ情報をディジタル情報に変換して扱っているのである。
 別の言い方をすれば、ディジタルに変換することさえできれば、コンピュータで扱うことができる情報になるといえる。例えば、色、音、動画などふつうに考えれば「データ」を思えないようなものも、ディジタルに変換することによってデータとしてコンピュータにとりこみ、修正・加工・保存・再生することができるようになるのだ。アナログに比べ、修正・加工が簡単である、というのもディジタルの特徴のひとつである。
 「情報の搬送」という視点から2つを比較してみると、ディジタルはアナログに比べ、雑音や減衰に強い情報であるといえる。なぜなら、アナログは波の形そのものが情報であるため、いったんその形が崩れると元の形に戻せなくなる。それに対してディジタル信号は、単純な信号の集合体であるため、かなり正確にもとの情報に戻すことができるからである。
 このほかに、ディジタルにすることでFDやCD−Rといったコンパクトなメディアに大量のデータを記録しておくことができる。繰り返しの保存でもデータが劣化しにくい・・など、メリットは大きい。今後は、さらにその質にもこだわり、質と量を満足させるためのディジタルデータの研究がすすんでいる。


インターネットの特徴について述べよ
(P128〜160)
インターネットは、「ネットワークのネットワーク」といわれている。ネットワークとは、本来「網状組織」という意味である。網のようにつながり、組織としての機能を持っているということである。しかし、ただつながっているだけでは意味がなく、お互いのコンピュータで双方向のやりとりができる能力をもっている必要がある。
世界中にある多くのLANやWANが共通の約束事にしたがってできた大きなネットワーク網。つまりネットワークのネットワークがインターネットである。また、これは現在も常に成長を続けていて、これから先も拡大していく可能性がある。
現代社会において、さまざまな情報を検索したり、メールを交換したり、さらに情報を発信したり・・とインターネットはさまざまな場面で活用されている。すでになくてはならない存在になっているともいえる。日本だけでなく、インターネットは世界中につながり、拡大し続けている。ただ、インターネットそのものは「パイプ」のようなものであり、それだけでは何の役にもたたない。その中に何を流すか、ということが大事なのである。つまり、この中に何を流し、どのように活用していくか、という使い手の意識こそが大切なのである。その利用法、使い手の意識の持ち方によってインターネットの価値は決まっていく。誰もが簡単に情報を手に入れたり、発信することもできるだけに、基本的なマナーやルール、そして著作権などの法律にも注意しなければならない。被害者とならないのはもちろん、加害者にならないよう良識をもった行動をとる必要がある。
また、インターネットを活用する人すべてが善人というわけではなく、残念ながら犯罪的な行為を行う人がいる。個人情報の管理やウィルスへの対策など、十分に気をつけなければならない。
そして、将来教育に携わる立場、子供たちを育てていく立場から考えると、「パソコンは苦手」と逃げていてはいけない。インターネットやパソコンが使えるか使えないか によって差がでる「ディジタルデバイト(情報格差」をなくすため、正しく理解し、教育現場への適切な導入について考えていく必要があるといえる。


メディアとしてのコンピュータについて述べよ
(P44〜47)
 アラン・ケイによれば、コンピュータは道具ではなく、とてつもなく自由自在でさまざまな形で利用されるものであると説明されている。そして、メッセージの見方と収め方さえ満足なものなら、メディアとしてのコンピュータは、既存のメディアからいまだ発明されていないメディアまで包含する、新種のメディア―メタメディアが生まれることになると表現されている。
 コンピュータは、プログラム内蔵方式の機能を持った時点から、大きくその役割を変えたといえる。コンピュータに導入するプログラムの内容によって、自由自在に変化することができるメディアになったのである。使い手の目的によって、どんな形にも自由自在に変化する多目的なメディアであるといえる。コンピュータは目的に依存しない道具なのである。と同時に、なんの目的も持たないで使うと何の機能もはたさない。
 また、コンピュータは人間の基本的な欲求である「ファンタジー」「コミュニケーション」を増幅するメディアであるともいえる。頭の中でさまざまなことを夢見、考え(ファンタジー)、多くの人とコミュニケーションをとろうとする。コンピュータはこの2つを増幅してくれる役割を果たすものだといえるのである。
このことは、インターネットの普及・拡大によって、さらに明確になってきている。それと同時に、コンピュータを「どのような目的で」、「どのように使うか」によって、その結果が大きく変わってくるといえるのである。
コンピュータの将来像は使い手である私たちが決めていくものなのである。コンピュータを使ったからといって、必ずしもいい結果に結びつくというわけではない。だからこそ、コンピュータというメディアを正しく理解し、使いやすいコンピュータに育てていくという意識を持ち、活用していくことが大切である。


幼児教育におけるコンピュータ利用の環境構成について述べよ
(P175〜185)
幼児をとりまく社会の少子化・情報化の進行は著しく、すでに少子時代、情報時代にあるという認識が必要である。子供たちが周囲のさまざまな環境に好奇心や探究心をもってかかわり、それらを生活にとりいれていこうとする力を養っていくことが必要になってくる。
 コンピュータは、いろいろなことに利用できる。しかも、新たなる目的を作り出すことができる道具なのである。コンピュータを使う者の想像力、発想力によってどのような道具になるかが決定されることになる。子供達の実態に即したコンピュータの使い方を教育者自身がいかに考え出すかということに重点をおくべきなのである。
そのためには、次のステップにのっとってコンピュータ利用の環境構成を整える必要がある。
コンピュータを導入するにあたって、まず考えておかなければいけないことは、コンピュータとは何なのかを理解することである。
コンピュータがどのような道具なのか、他の道具とどう違うのか?このことについてまず十分に調査し、その特殊性を十分に認識したうえでコンピュータを使うとどんなことができそうかを考える。そして、その可能性について前向きな可能性、発想が生まれた時はじめて幼児教育の現場にコンピュータをとりいれてみるべきである。教育者自信に懐疑的な認識があるうちに導入するべきではない。まだ不安だ、よくわからない、ということであれば、納得いくまでその答えを探求していくことも必要である。
コンピュータが何なのかを理解したあと、実際に幼児教育にコンピュータを取り入れていくことになる。その時考えるべきことはコンピュータは誰のための道具で、その環境をどうデザインするか。その時の保護者や教師の役目はなにか。この3点である。
コンピュータは誰のための道具なのか、については「子供のため」という以外にも「子供と保護者」「子供と子供」「保護者と教師」いろいろな発想がでてくる。この構想ができたら、いよいよ環境構成について考えることになる。
ただ単に子供たちの中にコンピュータを置いても、実際なんの役にもたたないだろう。最初は珍しさからコンピュータにふれていても、そう継続するものでもない。
コンピュータを含めた子供たちの生活する環境全体をどのようにデザインし、構成するかが大切なことである。環境と子供たちがもともと持っている知的好奇心とのコラボレーションを十分に考慮することによって、ファンタジーの増幅器としてのコンピュータの役割が明らかになってくる。
コンピュータを誰のための道具として使うか、そしてそのためにどう環境を整えるのか、ということについてしっかり考え、実践してみる。そして、子供たちの反応を見、改良を加えていく。さらに、客観的な視点からの評価も加えたうえで分析、よりよいものへと変えていく。この実践→改良を繰り返しながら、幼児教育におけるコンピュータ利用の環境構成を整えていく必要があるのである。


コンピュータの持つ二つの側面である、光と影(プラス面とマイナス面)について、幼児教育の視点から述べよ
(P46〜47 P176〜177)
 コンピュータ等の利用は、幼児に新しい世界を開き、生活を豊かにするという光(プラス面)がある一方、心身の健やかな育ちに少なからず好ましくない影響を与えることもあるという影(マイナス面)を持っている。
 コンピュータは使い手によって光にも影にもなるものだ。どのような目的でどのように使うかによって、その結果は大きく違ってくる。コンピュータはまだ完成されていないメディアであるからこそ、コンピュータの使い手である私たちが、コンピュータというメディアを正しく理解し、使いやすいコンピュータに育てていくという意識が大切である。
 コンピュータそのものだけでなく、コンピュータを取り巻くさまざまな環境にも配慮しながら、コンピュータが子供たちの強力なメディアになることを願って、私たち自身が努力し、積極的に発言していかなければならないのである。
 コンピュータの世界では、単なる映像メディアや雑誌のメディアなどと比較しても、より一層虚構と現実の境界線が不明確になっているといえる。自分で経験していないことでも、“知る”ことによって自分自身の体験であるかのように錯覚しやすい。幼児期の発達のためには、直接体験が大切なのだ。だが、こうした情報環境が子供たちを取り巻いているために、ともするとその境界線が崩れていく危険性をもっている。コンピュータがそれを加速しているともいえる。これがコンピュータのもたらす影の部分だといえる。
 この影の部分に教師自身が配慮すると共に、幼児期の発達のためには必要に応じて情報を選択し、活用していくようにすることが大切である。コンピュータを幼児教育にとりいれるようになった基本的なねらいは、幼児自らが学び、自ら考える力など「生きる力」の基礎を育成することにあるからである。

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