フロッピーディスクについて

最近は、以前に比べてフロッピーを使う機会は減ってきましたが、
それでもバックアップやデータの交換など、使う機会はまだまだあります。

ここでは、押さえておかないと困るポイントを中心にご説明します。
保存については、また次の機会にしたいと思いますので、ご了承ください。

まず、フロッピーディスク(FD)とは何か?

見たこともない、という方はほとんどいらっしゃらないと思います。
作ったデータ(文書など)を保存しておくもの。
現在は3.5インチの大きさです。

FDは、周りを堅めの保護容器に包まれていますが、
ディスクそのものは磁性体のものを付着させた合成樹脂の円盤です。
機械が上のシャッター部分を空けて、データを読み取る仕組みになっています。
そのため、取り扱いには充分気をつける必要があります。
その注意事項を下にまとめました。
取り扱い注意事項
  1. 磁気を帯びたものを近づけない
  2. 落とさない
  3. 上に重いものを乗せたりしない(よくあるのが本を乗せたまま置いておく)
  4. ホコリがつかないように、ケースにいれておく
  5. 水・湿気に注意する
  6. 高温を嫌うので、車の中に置きっ放しにしない

また、FDは半永久的・であって、永久ではありません。
重要なデータであれば、バックアップ(つまり、複製)をとっておくように心がけましょう。
パソコン本体だって、壊れることがあります。

購入の際の注意事項とフォーマットについて
win用か、MAC用か、PC9800用か確認します。
win98以降だったら、win用・フォーマット済みのもを購入します。

1枚のディスクには漢字でいうと50万文字程度の膨大なデータを保存しておくことができるのですが、
その保存作業に必要な準備がフォーマットです。
別の言い方をするなら、”初期化””イニシャライズ”などがあります。
データを保存するための目安をつくってくれる作業のこと。
たとえていうなら、何もないさら地の上を区画整理して道を作り、
番地などをつける作業、ということになります。

フォーマットの方法は
[マイコンピュータ]をダブルクリック

[3.5インチFD]で右クリック

[フォーマット]をクリック

あとは指示にしたがっていきます。


注意事項をもうひとつ
フォーマットは、FDに入っていたデータを全て消してしまいます。
本当に消していいデータなのかを、必ず確認するようにしてください。

以上。次は保存についてお話します。


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